嘘を付くのが平気な女性は、別れたあとも・・・

若い時分の私は合コンに誘われるなど出会いに不自由をしたことがありませんでしたが、30代になると友人や同僚は殆が結婚、そうなると出会いはパタッと無くなり、焦って始めたのがマッチングアプリでした。
世間ではこの手のサービスに偏見があり、私も例え出会えたとしてもあくまで遊び、結婚に至る真面目なお付き合いはするつもりはありませんでした。
マッチングアプリは、登録をしているプロフィール情報から自分に適した相手が選ばれる仕組み、候補者の中から互いに会ってみても良いとなれば、実際に会う流れになります。
若い時分に行っていた合コンは、多くても男女合わせて20名ほどの参加者、その少ない数の中からカップルが誕生するのですから、縁とは不思議なものです。
一方、マッチングアプリの登録者数は数十万人、その中から自分に適した相手を見付けられるのですから、合コンに比べて健全性は高く、合コンに誘われそうにない者でも、登録者数の多いマッチングアプリでは出会える可能性はあります。
私は知名度の高い会社で働いており生活は安定、そのためマッチングアプリでは需要が高く、複数の女性から興味を持ってもらうことが出来、その中で最も見栄えが良かった27歳の女性と会うことになりました。
マッチングアプリに載せているプロフィールでは、彼女もソコソコ知名度の高い会社で働いているとなっていたため、それを安心材料としていたのですが、実際の彼女は派遣社員として働いているだけでした。
派遣社員でもスキルが高い人はいるため、雇用形態だけで人を判断するのは失礼と思ったのですが、その彼女は最後まで派遣社員であることを隠すような女性であったため、お付き合いをしている間の私は他にも嘘を付かれていると疑わざるを得ませんでした。
自分を良く見せたいとは誰もが思うこと、そのため、私は彼女が派遣社員であることを知っても咎めることはせず、騙され続けようと思いました。なぜなら、マッチングアプリで知り合った方とは、あくまで遊び、真面目なお付き合いをするつもりはなかったからです。
割り切ったお付き合いであっても、誕生日などのイベントは二人っきりで過ごすことも、そうなると大人の関係になることは必然的なことでした。他に思いを寄せている女性がいない私は、イベント毎に彼女にプレゼントを贈り、彼女は喜んでくれていると思っていました。
彼女なら正式にお付き合いをしても良いかなと思い始めた時、同僚から言われたのが「これお前のことじゃない」。同僚に見せられたのが、彼女のものと思われるブログ、そこには「カモから貰ったプレゼント、全部換金して来る」とあり、私が送ったプレゼントが全て載っていました。
知名度の高い会社でも、所属部署の中で30代独身は限られ、しかも私の誕生日まで載っていたため、同僚には私であることがバレバレでした。
そのブログには、彼女に話した上司の愚痴や私の性癖などが詳しくなっており、コメント欄には「その男キモくない」と散々なことが書かれていました。
私は仕事中でしたが彼女に連絡、すると「気付いちゃった?」と彼女が悪怯れることはなく、終いには「マッチングアプリでの出会いなんだから、アナタも遊びなんでしょ?」。
「アナタも遊びなんでしょ?」は図星、そのメールを最後に彼女とは縁を切りましたが、今でも彼女のブログは残っており、同僚らからは誂われ続けています。